語りたがり女が語る、少年忍者22人

オタク女が少年忍者のメンバー個人への印象を語る連載

『深田竜生』女心の矛先

皆さんは、無性に疲れた時や嫌なことがあった時などどうされてますか?私は、もうクタクタで何も気力が起きない時、本能的に深田竜生くんを見たくなったりする。

本来、疲れた時や嫌なことがあった時に見たものには自然と負のイメージが定着してしまうので、私はあまり疲れたからと言って「ジャニーズ見て癒されよ~」というタイプでは無かった。次見た時、その時の思い出がよみがえってしまいそうだから。ではなぜ深田竜生は例外なのか。例外というか、嫌なことあった私云々の人格よりも、そもそもの私の女の本能の部分が、ただ単にめちゃくちゃイケメンを見て良い気分になることを求めてるのだ。

前置きが長くなってしまったけど、深田くんはシンプルなイケメンだと思う。シンプルに”どの世代のどの女性にも刺さる”イケメン。おそらく70代の私の祖母に見せても、友達の5歳の娘に見せても、彼女らは深田くんを「カッコイイ」と言うだろう。そして何が良いって、こんな気持ちの良いくらい抜群のルックスを持ちながら、本人がそれをひけらかしていないという事。そして人付き合いに関しての勘の良さもある。与えられた仕事の飲み込みも早いし、適応へのスピードも早い。圧倒的顔面、恵まれたスタイル、はたまた性格も良い、仕事も出来る。彼の存在は、私を癒してくれる。だがしかし、時としてそれは、私の面倒くさい部分を働かせる事もある。

近頃の深田くんは、潜在的な芸能人としての才能が本人の努力で開花し、私のキャパシティを超えて、ますますかっこよくなってきてしまっている。”しまっている”。こちらの気持ちも知らないで、彼はどんどんかっこよくなって、こちらの手に負えないほど、努力も才能も周りも惹き付けて、先に行ってしまうのだ。私はこの、言いようのない複雑であり面倒くさい気持ちを、”女心”だと自覚した。少年忍者への知識が浅い友達から「深田くんカッコイイよね」と言われれば、「(何よ、私の方が先にカッコイイと思ってたんだから)」と内心変な意地までは出る始末だ。『売れて欲しい、でも、これ以上彼を知られたくない』オタクの女心は、非常に面倒臭い。

この程、深田くんは二十歳の誕生日を迎え、その日に更新されたweb日記の中で、ジャニーズとして決意表明、デビューへの思いを記していた。今のポテンシャルを持ってして、気持ちまで準備万端となった深田くんは、これから目まぐるしいほどスポットを浴び、活躍するだろう。最早こちらが寂しさを感じるくらい。女心も知らないで。

『内村颯太』”優しさの定義”

ルックスの良さは然ることながら、私は内村颯太くんの”優しさの定義”に観点を置く事が多かった。


この子は”優しい子”だと思う。その”優しい子”の前置きに、「繊細」という言葉も必須で。私の勝手な憶測まみれではあるけど、内村くんは波風を立てることが苦手なのではと感じることがある。どこでそれを感じたかは覚えてないけど、誰かがネガティブな話題を出したとする。例えば食べ物でも、流行のものでも、「こんなの好きな人、いるのかな?」と誰かが内村くんに話題を振ったとしたら、彼は「わかんないけど、いるんじゃない?」とか、おそらくこういう返事をするのではないか。見えない誰かを否定しない、でも前置きで目の前にいる人を全面的に否定するわけでもない。加えて、自分の強い意志を示すものでもない。実は誰よりも他人ファーストなところがあるのではと感じている。

 

先日行ったぼくサバの実演でも、私は常々内村くんの気遣いに触れていた気がする。彼が率先して自分らしい言葉を発すると、周りは笑顔になる。場の空気に、躍動感が生まれる。ステージで自分たちのみで喋る、場を回すという役目を任されてどこか固くなる子は話題を得るし、おいおいとツッコミをすることで1つの起承転結が完了し、はたまた静かだった子は笑顔というアクションを起こす。

”人のために、自分を出す”。あの実演でのMCのテンポは、まさに内村くんの生んでいたものだった。それは本能で発揮するものなのか、はたまた潜在的な芸能人としての感の良さなのか。


”優しい”ということが仇となる時もあるこの芸能界で、内村くんはその個性を物の見事にプラスにしている。

優しさというのは難しいもので、強く出れば恩着せがましいと言われ、出さないなら出さないで白状だと言われる。内村くんの優しさが本能的なものであり、自然でさり気ないものであるほど、時として本人も自覚できないほど、負担を感じることがあるのでは無いかとふと思う。その悲しみが涙となって頬を流れるなら、澄んで清らかな涙の色は、まさに内村くん本人の人となりを表しているだろう。

 

彼の主演舞台のカーテンコール、通称「内村颯太ファンミーティング」で感じたのは、私たちの方が強いと思っていた内村くんへの愛が、実は彼からの振り撒かれる愛の方が強いのではないかということ。会場にいる彼女たちをもてなそうと手を振り、言葉をかけ、笑顔を浮かべる姿に、私はこちら側に向けられた惜しみない愛を感じた。

愛を与えることこそ、内村颯太を成立させる”優しさの定義”なのかもしれない。

『安嶋秀生』美しさが作る、優しい連鎖

辺鄙なオタクのブログのトップバッターを飾るのは、安嶋秀生くん。決してあいうえお順の発想でそうなったのではなく、何となく一番最初に語るのに文字が浮かびそうだなと思った次第であります。

 


私は、安嶋担のお友達が1番多いと自覚している。というのも、安嶋担の人は本当に優しい。まず本人を語る前にお伝えしたい。安嶋くんを連載のトップバッターにした意図に、「安嶋担の人はこういうの許してくれるだろう」という、始める事への不安への防御壁をはったところもある。このように、彼を一心に思う女性たちがどれほど真心に満ち、その気遣いや親切に何度、私自身が何度救われたことか。安嶋くんの存在が彼女たちの人柄の原動力になっていると思うと、オタク界隈の治安はとても良い傾向にいっているだろう。

 


忍者担になって、割と早い段階で私は気が付いた。「この子、めちゃくちゃ顔がキレイ」ただ美しさにもカテゴライズがある。私の中の『美しい』の引き出しの割と好きな物コーナーに部類されてる、『歌舞伎俳優顔』、安嶋くんの切れ長な目鼻立ちはそこにピタリとハマった。

ジャニーズには意外とそこに部類される人が多かったりする。個人的仕分けではあるけど、若手だと宮舘涼太、猪狩蒼弥、金指一世、安嶋秀生くんはお家は違えど通ずる眼力と一貫する日本の美しさを感じる。故に彼へのファーストイメージは、この美しい顔から察するに、彼はとても厳格でクールで馴れ合いを好まない、絵に書いたような厳しいっ子ジャニーズというイメージだった。後のぼくサバの龍一郎さんがまさにこれでぶったまげたのだった。


文明の利器により、YouTubeやISLAND TVで随分ジャニーズJrの人柄がよくわかるようになり、安嶋くんが私の見当違いなほどよく笑い、可愛い喋り方をし、私の思った通りダンスが上手く、己に厳しい子だというのを知った。また、すごく字が綺麗で育ちが良い事は雑誌で知った。

 


安嶋くんは歴の長い子だと知って、その洗練されたパフォーマンスのスキルから見てなるほどと思うことは多かったし、彼の周りにいるメンバーは、すごく安嶋くんと一緒にいて楽しそうだと見受けている。そこは歴の長さゆえの潜在的な余裕はもちろん、彼の育ちの良さから来る人柄なのかなと感じた。幼い頃に入った事務所の社風と、彼の背筋の伸びたお家柄が合っていたのだろう。

 


他所の家の赤の他人のオタク女は、ISLAND TVで至極丁寧にこちら側のことを思ってカメラに向いてくれてる安嶋秀生くんを見てそう思った。

前置き このブログの趣旨

2020年、夏。得体の知れないウイルスの蔓延に前例のない不安が押し寄せ、オタクの生活が一変した。

そのコロナ禍でも、ジャニーズ事務所はエンターテインメントを止めない精神を貫いてくれたおかげで、私は少年忍者というとんでもないジャニーズJrの沼に足を突っ込んでしまった。

 

元々オタク気質の女の前に、22人もの個性が目白押しの男の子が無邪気に現れたもんだ。興味が湧かないわけがない。そこから私は行ける現場には足繁く通い、ジャニーズ事務所が与えてくれたニューコンテンツ、YouTubeISLAND TV、後に始まるweb日記、雑誌などを経て、22人それぞれのきらめく個性を放っておけなくなってしまった。

 

これは語りたがりのアラサーオタク女が、約1年半の少年忍者ファン歴を経て見た、少年忍者22人、それぞれの個人に感じた印象を好き勝手に語るブログ連載です。

自担じゃない子には無責任に語りやすいところもあり、良い!と思ったことを好き勝手言ってるところがあります。「うちの〇〇を語るな」「何様だてめぇ」「〇〇のこと何もわかってない」という感想もあると思いますし、そういった気持ちを抱かれる傾向のある方は決して目を通さないで頂きたく思います。ネガティブなことは、性格上あまり言うことは無いと思います。あくまで、オタク個人の趣味趣向のブログなので、お手柔らかに願います。

 

前提として、私は22人、一人一人の個性は宝物だと思っています。誰とも被らない各々の魅力に惹かれたことを言葉に出来たらと思います。